古代アテネから明治初期まで、2000年以上にわたって銀の価値に大きな変化はありません。
銀行はお金を取り扱うところですが、なぜ、金行と呼ばれないのでしょうか。
古代より貨幣としては銀は、金よりも普及し、銀貨は経済の中心になりました。
よってお金を扱うところを銀行と呼ぶようになりました。
古代ギリシャの銀貨です
純銀は持っているだけで、財産です。また銀製工芸品となると一財産、家宝となるわけです。
「雄弁は銀、沈黙は金」といわれています。のちに、日本が銀の供給量を増やした為、銀の価値が減じたので順位は入れ替わりましたが、古代ギリシャには銀本位制の時期があるということです。
古代エジプト文明では、銀の方が金よりも高価で、倍ほどの価値があったそうです。
ヨーロッパでも中世までは銀の価値が金よりも上でした。
世界中にさまざまな銀貨があります。
日本にも1円銀貨や東京オリンピックで銀貨が発売されています。http://www.tenka.biz/SHOP/25062/list.html
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